一番は、やはりマンション保険の正しい情報を聞くこと。まずはこれだと思います。

マンション内で起きる『よくある事故事例』に対して対応できる補償項目はどういったものがあるのか？また、現在のマンション保険の仕組みはどうなっているのか？

まずは、ここをきちんと聞きましょう。

基本的なことですが、この部分を理解していないと結局、考え方が定まらず納得した形での見直しができません。

そして、この部分でとても重要なことがマンション保険の専門家に話を聞くこと。これは本当に大事なことです。

保険代理店さんはたくさんありますが、マンション保険に特化している保険代理店は非常に少ないです。もちろん、お近くの損保代理店さんに相談されることが悪いことだとは言いません。その場合は、マンション保険に詳しいかどうかの判断は必ずされてください。

現在のマンション保険は非常に複雑で正しい情報を知っておかないと結局は管理組合様が損をします。そこを防ぐためには、やはり正しい情報を知っておくこと、これが本当に重要です。

まずは、マンション保険の専門家から正しい情報を聞くようにしましょう。

正しい情報を聞いたうえでどのような補償をつけていくのか？（足していくのか？）、逆にはずしていくのか？（削っていくのか？）という作業になります。

この部分については、提案する側としては様々な事故に対して管理組合様が手出しなく対応できるような補償内容での提案をします。ただし、提案内容を受けてその内容をそのまま採用する必要はありません。提案はあくまで提案で決定するのは管理組合様。

そして、ここでも重要なことは、正しい情報を聞き、次に提案内容を聞き、そして、ご自身のマンションの状況からどのような補償内容にしていくのかを理事会で検討していくこと、です。

このように正しい情報を聞き理解したうえで協議していくことが非常に重要です。

財務状況というのはマンションによって当然違いますので、正しい情報、提案内容を聞いたうえで、ご自身のマンションの方向性を検討されれば良いと思います。

以上のように保険の見直しをして保険料が高くなる管理組合様についてまとめました。

稀なケースではありますが、現在の内容がうすい管理組合様はまずは正しい情報を聞くことが重要です。

理事会でマンション保険の情報をお伝えすると決まっておどろかれます。それだけ、マンション保険の正しい情報を聞いたことがないということだと思います。

繰り返しになりますが、マンション保険はまずは正しい情報を知ることが本当に重要です。正しい情報を知っていればご自身のマンション保険の方向性についての考え方はまとまってきます。逆にいうと、正しい情報を知らなければ納得した形での決定ができません。

そういう意味でも、マンション保険の専門家から話を聞くようにしてみてください。