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事故件数と保険料の関係を知って対策しよう

こちらのページでは現在のマンション保険において非常に重要な『事故件数と保険料の関係』についての基本的なことと、その対策方法についてお伝えします。この部分は保険料に非常に大きく影響してくる部分なので是非覚えておきましょう。

事故件数をカウントする期間

マンション保険の保険期間5年間のうち、ある一定期間の保険金の受取件数が次回の保険料に大きく影響する仕組みとなっています。カウント期間は現時点で一社を除いて2年間の受取件数(上図参照)を見ます。また、2年間を見る保険会社の中でもカウント方法については若干の違いがあるため事故件数をまちがっているケースが非常に多いです。事故件数が1件違うだけで保険料は数十万円も変わるので事故件数のカウントについてはまちがわないようにしましょう。

事故件数のカウントをまちがっているケースが非常に多い!?

先述しましたが事故件数のカウントをまちがっているケースが非常に多いです。これは現在の保険を担当している代理店(管理会社含む)がまちがっていることは普通にありますが、保険会社の社員ですらまちがっていることがあります。実際に、ご相談のあった管理組合様の事故件数を調べたところ、担当の保険代理店とその保険代理店を担当している保険会社の社員がまちがったカウントをしており非常に高い保険料提示になっていたこともありました。それくら事故のカウントについて詳しく知っている人はいません。そして、多くのマンション保険を担当している管理会社系代理店もまったく同じことが言えます。

事故件数が”1件”違うだけで数十万円も変わる保険料!?

対象期間(カウント期間)の事故件数が1件違うだけで保険料は大きく変わります。数十万円・・・場合によってはもっと変わることがあるのが今のマンション保険なんです。実際にご依頼いただく際、他社代理店から提示されている見積書を拝見しますが弊社でヒアリングしたところ事故件数が違うということは多々あります。件数によって保険料が大きく変わるため、事故件数については一度専門家に相談されたほうが良いでしょう。

【超重要!】こんな情報提供は受けていますか?

カウント期間中の保険請求をする際、貴管理組合の保険を担当している担当者は保険を使った場合の保険料と使わなかった場合の保険料のシミュレーションを提示してくれていますか?

そういった情報提供もなしに保険請求を進め、結果的にその請求によって保険料が大きく上がるのであれば、やはり保険を使った場合と使わなかった場合の比較をしたうえで決定しなければ結果的にはそのシワ寄せはすべて管理組合様に跳ね返ってきます。

隔壁板1枚の請求は5~6万円程度の金額ですが、この数万円の請求をして次回保険料が50万円上がることが分かっていれば・・・その請求はされますか?? という話です。

実際に担当の保険代理店からこれほど重要な話にも関わらず情報提供を受けていない管理組合様はとても多いです。これほど重要なことであれば保険代理店はその情報をきちんと伝えた上で保険請求についての判断を理事会に委ねるべきです。しかしながら、それすらできていない保険代理店がほとんどです。正直、現在のマンション保険の保険料を考えるとこのあたりの情報までしっかりと伝えることができなければマンション保険を担当すべきではないと思っています。

下記は実際にご相談のあった管理組合様の事例です。

6万円の請求を3件して保険料は約190万円アップ!

 

こちらは平成6年築の49戸のマンションです。相談依頼がありヒアリングするとカウント期間中の保険請求が4件。このうち1件は30万円ほどの請求で残りの3件は6万円程度の請求でした。ご提案する際に仮に事故件数が0件だった場合からお聞きしている4件までの保険料をご提示しました。保険料はこんな感じです。

  • 事故0件の保険料 3,417,880円
  • 事故1件の保険料 3,693,690円
  • 事故2件の保険料 3,973,070円
  • 事故3件の保険料 4,850,210円
  • 事故4件の保険料 5,583,630円

いかがでしょうか? 4回の保険請求のうち30万円の請求はされたとしてもこれ見てたら残りの6万円の請求3件はされますか?

仮に請求1件だけであれば保険料は5年間で3,693,690円なので事故4件の保険料と比較して約190万円も安いことになります。これに請求しない場合は6万円×3件=18万円は手出しすることになるので実質は差引約170万円。理事の方々にこの事実をお伝えすると『170万円も保険料が高くなることが分かっていたら保険請求はしなかった・・・。』と言われていました。実際に請求当時に何の情報提供もなかったようです。

これくらい、事故件数は重要だということを知ってほしいです。

事故件数の対策

カウント期間中の保険請求はシミュレーションが必須!

事故のカウント期間内の保険請求については必ず保険を使った場合と保険を使わなかった場合のシミュレーションをしましょう。先の事例のように数万円の請求をして保険料がそれ以上に上がるのであれば請求しないほうが良いということになります。とにかく、カウント期間中の保険請求についてシミュレーションを行い理事会で検討することが大切です。こういったことも知らずに言われるがままに保険請求をしていくと結果的にシワ寄せはすべて管理組合様に跳ね返ってきます。中には『保険を使えば管理組合からの支出はないですよ』ということを前面に出して保険請求を勧める管理会社もいるので、やはり管理組合様が仕組みを理解されることが重要かと思います。

今後、益々重要になる保険代理店

マンション保険は管理会社に任せているから安心!それ本当ですか?

マンション保険を担当している保険代理店の大半は管理会社です。管理会社が保険を担当することが悪いとは言いません。ただ、保険を担当するのであればプロとしての仕事をしてほしいです。逆にいうと、保険を預かる立場としてこういった情報提供をしていないのであればマンション保険は扱うべきではないと思います。

今回のテーマである【事故件数】は今やマンション保険の一番重要な部分といっても過言ではありません。だからこそきちんと正しい情報を管理組合様に伝えるべきですし、逆に伝えてあげないと大きな損失を与えることになります。

今後、マンション保険は更に様々な改定があるでしょう。だからこそ、情報をいち早く収集できる環境を整えておくことが重要です。そういう意味では今後は保険代理店選びはとても重要になるでしょう。きちんと正しい情報を伝えてくれる保険代理店を担当にされることを強くおすすめします。

以上が事故件数と保険料の関係、そして、その対策についてとなります。非常に重要な部分になるのでこの部分は意識されておいてください。わからない点などはいつでもお気軽にご相談ください。

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