こちらでは実際にあった『驚愕の事例』を随時載せていきます。管理会社(管理会社がやっている保険代理店)、既存の代理店が当たり前のように行っている失態です。
こちらのページでは、実際に現場で耳にした話や実際のご相談内容を掲載いたします。実際、あってはならないレベルの事例もあるのですが・・・こんなことが普通に起きているのが今のマンション保険なのです。
その理由は、管理会社(フロントマン、保険部の担当社員)や既存の代理店がマンション保険の仕組みをきちんと理解していないことが一番の理由です。しかし、輪番制でまわってくる理事の方々が素人であることから管理会社や既存代理店が熟知していなくてもそれっぽく話しているので理事の方々はそれが間違いであることにすら気づきません。
そんな状況のなかで、これらのことに疑問を感じ実際に調べられた理事の方のみが正しい情報にたどり着いているという状況です。
実際、マンション保険を担当している多くは管理会社が保険代理店を併設しているところです。他には管理会社系代理店ではなく一般の保険代理店が担当しているところもあります。ただ、いずれにしてもマンション保険の知識や仕組みを中途半端に知っているというだけで熟知はしていません。
現在のマンション保険は当ホームページでも話しておりますが、築年数や保険そのものの仕組みに加え、現在は事故件数によって保険料が大きく変わる仕組みとなっています。このように非常に複雑なうえに、これらが保険料に大きく影響するにもかかわらず、きちんと理解してマンション保険に取り組んでいる管理会社を過去にほとんど見かけたことがありません。しかし、これらの中途半端な知識を現場であたかも正しい情報のように伝えているのです。
これが一番の原因となります。
しかも、これだけにとどまらないのが今の現場。管理会社は保険料の比較すらさせずに最高値の保険会社のみの提案だけで満期案内をし継続の手続きを済ませています。各社の保険料は100万円以上違うにもかかわらずです。他社の保険料を見ておどろかれる管理組合様がほとんどです。
上記1に関係しますが、もともと理事の方々は輪番制でまわってくることがほとんどです。そして、理事の方々でマンション保険のことを理解されている方は当然ほぼいません。いわば素人同然。
これが、案内された提案がまちがっていることに気づかない2つめの理由です。
マンション保険の満期を迎える理事の方々に管理会社(もしくは既存の一般保険代理店)は満期の見積書を案内します。しかし、マンション保険の保険料の比較をきちんと提示している管理会社をあまり見かけたことがありません(一般代理店に限っては一社しか扱っていない代理店であれば一社しか出せませんが)。
マンション保険を取り扱う保険会社は現在5社あります。管理会社も既存の代理店もすべての保険会社を取り扱っていることはないので5社すべての保険料を提示というのはむずかしいでしょう。ですが、それでもせめて自社が扱っている保険会社はすべて比較させるべきではないでしょうか?しかし、残念ながらそれすらしていません。
こういう状況に素人同然である理事の方々は気づく由もなく提案された内容でそのまま進めるしかない状況が生まれているというわけです。
長年にわたり同じ方が理事長をされているケースや輪番制の理事以外に常任理事をいれられている管理組合様はこのような状況になりにくいと思いますが、多くの管理組合様は今回のようなケースに該当していることが多いです。
冒頭、お伝えしたように現場で起きている驚愕の事例やご相談のあった事例などを随時、掲載していきます。今後、あなたのマンションで何かしら疑問に感じることがあった場合にこちらの掲載内容から少しでも目の前の出来事が正しいことではないということに気づいていただけたらと思います。
目の前で当たり前に起きていることが当たり前ではないということをまずは知ってください。